彼から約束キャンセルのメールが来てから1週間

気が付くと彼のことを考え、もやもやした気持ちになる1週間だった

この1週間彼からの連絡はないし、私からも連絡していない

連絡したいが、怖くて出来ないのが正直な気持ち

別れを告げられるような、そんな予感がするから…

彼の転勤が決まる数ヶ月前から、何となく感じていた別れ

多分それは、もう少ししたら本当になる

彼からは連絡してこなくなったり

会う頻度がどんどん減っていったり

ふとした時の表情、言葉、態度…

いろんなとこから別れが近いことを感じるようになっていた

そして、いきなり告げられ転勤

私には直前まで言ってくれなかった

新しい場所で、新しい人生を進もうとしていることが解って、一度は別れを覚悟した

それでもやっぱり辛い…

18年は長かった…

思い出が多過ぎて、何を見ても聞いても彼を思い出す

今日もまた1日、彼のことを考えて過ぎていく…

メールが届くと、不安と少しの期待が入り混じる、複雑な気持ちで送信者の確認をする

彼の名前が無いことを確認すると、ホッとしたような寂しいような複雑な気持ち

「もう終わりにしよう…」

と書かれた、別れを告げるメールが届く不安を感じながら、

「約束キャンセルしてごめん。会いたい」

と書かれたメールが届くことを少し期待している

そんなメールが届くはずがないと、自分に言い聞かせながら…

また今日も1日、もやもやした気持ちで過ぎていく