cocowanのブログ

15年の婚外恋愛
永遠に続くことを願っていたけど、最後はあっけなく終わった
約15年の思い出や、立ち直るまでの日々の思い
新しい彼が見つかるまでの日記です

捨てられない義母

夫が中学生の頃父親が亡くなり、以後は義母が働き生活を支えていました


当然ながら裕福とは遠い生活だったようで、義母は節約家で物は簡単には捨てない人です


夫のように収集癖はないけれど、履かなくなった靴(履けなくなった靴)を捨てても、翌日に玄関に戻っている


増えて邪魔になった傘を処分しても、翌日には傘立てに…


捨てたはずの食器が…


戻ってきた不用品達は義母が使えばそのままに、使う様子がない場合は再びゴミに出す(こっそりと)


夫と違うのは物は捨てないけれど、片付けするので散らかってはいないところかな



昨年末頃の事、炊飯器の調子が悪くなってきたと、義母が通販会社のチラシを持ってダイニングにやってきました

(キッチンとダイニングは共有スペースです)


義母

『この炊飯器どう思う?安いし(2万円程)これ買おうと思うねんけど…』


「いいと思いますよ。調子の悪い今のよりは美味しく炊けるんちゃうかな」


義母

『これええな、これ注文しよか』


と、義母が買ってくれそうなセリフ


夫はコロナで店の売り上げが激減状態なのは知っているし、買ってくれることを期待してました


が、1週間経っても2週間経っても炊飯器は届かない


きっと考えた末、壊れるまで使うことにしたんだと思います


それか、私に期待したか(笑) 


12月になり無事にボーナスを貰うことができたので、義母がチラシで見せたよりも少し高価な炊飯器を購入し、少し高価なお米と一緒にプレゼントしました


古炊飯器は次のゴミの日に出そうと義母に話し(この時は義母も賛成)、収集日まで袋に入れてキッチンの隅に置いておくことにしました


翌朝キッチンに行くと炊飯器がないことに気付きましたが、出勤前で気持ちに余裕がなかったのもあり、あまり気にせず仕事へ行きました


仕事が終わり帰宅すると、まずはダイニングでコーヒーゆ飲むのですが、冷蔵庫の上に箱のような物が置いてあるのに気付きました


冷蔵庫の上は義母のスペース(台所?火の神様?祀ってあります)で、私はあまり触ることのない場所なのですが、もしかして??と近づいて見ていると、キッチンで調理中の義母が


『古い炊飯器やけどまだ使えるし、炊き込みご飯炊く時に使おかと思ってな…』


「新しい炊飯器でも炊き込みご飯炊けますよ。冷蔵庫の上から下ろして、わざわざ調子の悪いの使うの?」


義母

『……それもそうやなぁ…もう使うことないかな?』


「ないと思うよ。炊飯器2つあっても邪魔になるだけと思うけどなぁ…」


義母

『そうやな、邪魔になるだけやな…』


と、炊飯器は無事に捨てることになりました


そして昨日、キッチンで探し物があり、冷蔵庫の上を見てみたら古炊飯器が…


まだ捨てずに残していたようです


奥に置かれていたので気が付かず、処分したと思っていました


義母にその事を聞いてみると


『そやねん。また次のゴミの日に出さなあかんな』と返ってきました


またコッソリ処分する物ができたようです