旦那さんを除いて、私の歴代の彼は車好き
私は車好きな人が好きなのかもしれない
車好きと言うよりは、高級車好きなのか？
彼の前に付き合っていたM君も、車も好きだった
彼も車好きだったし、正博さんも車好き
皆んな高級車が好きだ
皆んな高級外車に乗っていた
そして私はそんな車の助手席に座るのが好き
やっぱり…
車好きな男性ではなく、高級車に乗る男性が好きなんだ（笑）
もっと厳密に言えば…
高級車に乗れる、経済的に余裕のある男性が好きなんだ（笑）
彼のどこを好きになったのか考えていたら、沢山ある中の上位にあったことに気付いた
出会った時の高級外車から始まり、何台もの車を乗り換えていた
最後に乗った国産車も、一般的には高級車と呼ばれる車だった
静かで乗り心地の良いあの車が好きだったけど、車好きの彼には満足出来る車ではなかったらしい
最後に会った日、彼が購入したのは輸入車だった
高級車ではないが、走らせることを楽しめる車だと言っていた
そして、「もっと余裕があったら、ポルシェ◯◯に乗りたいな…」とも言っていた
その彼が憧れる車を、正博さんはセカンドカーとして所有している
彼が憧れる車に私も乗ってみたいな
そんな好奇心も、正博さんと食事に行った理由の一つ
今回乗せてもらった車は彼が憧れる車ではなかったけど、それ以上に高価な車だと、帰宅後ネットで知りビックリした
今回ドライブ中に正博さんが、「高価な車はまだあるけど、そんな車は運転手に運転させる車…この車は運転を楽しむには最高の車、これ以上の車はないから、乗り潰すつもりで購入した」と言っていた
直線道路で加速した時の排気音？エンジン音？や、加速スピードから凄い車だと言う事や、正博さんが本当の車好きなんだと言う事が分かった
車の話しをしている時は饒舌で楽しそうだ
食事翌日、正博さんからメールが来た
京都のお店の予約が取れず、代わりに金沢にある温泉旅館の予約をしたが、そこも満室で予約が取れなかったらしい
また考えて連絡すると書いてあった
私を楽しませ喜ばせようと、色々と考えてくれていると思うと、やっぱり嬉しい気分になる
その気持ちを、今回のデートのお礼と共に返信文に書いておいた
全室客室に露天風呂がついた旅館らしい
きっと静かな温泉地にある、高級旅館なんだろう
行ってみたい気分になった
今まで何人もの女性を連れて行ったんだろう？
そんなことを考えた
私より一回り近く歳上の正博さん
元気に遊べるのは、長くても10年程だと思っている（笑）
素敵な女性と美味しい食事を沢山し、時々ゆっくり旅行に行く事が楽しみだとも言っていた
正博さんの言う、その素敵な女性はどれ位のスパンで入れ替わってるのかな？
複数進行形？
彼のことを考えていると、時々正博さんが登場するようになった
やっぱり私は高級車？
いや、高収入の男性が好きなんだなぁ…
彼の時と違うのは、恋愛ゲームに近い感覚だから？
ゲーム攻略の作戦を考えていると、少し気分が紛れる
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